日本に行って思ったこと(9/12/2004)

 

20048月の最初の2週間、休暇を取って日本に帰国した。日本でも特に製造業では、夏季休暇はしっかり取りましょうという風潮にあるという新聞記事を読んだが、アメリカではもちろん、たとえスタートアップのベンチャーで働いていてもさして難しいことではない。

今回の帰国では家族や親類以外に、元同僚や学生時代からの友人等、いろいろな人たちに会うことができた。ずいぶん時間がたってしまったが、全体の印象を無理やりまとめると、日本は種々の情報に関して個人間の差がどんどん広がっているなあという感じ。もちろんこれは日本に限ったことではないのだろうが、携帯端末の普及率が非常に高く、さらにその機能がとどまるところを知らずに発達し続けてしている点では群を抜いている。どちらがいいとか言うつもりはないが、そういった技術の進歩の最先端を常にフォローしている人と、はなから手を出していない人との間には、情報量や生活の効率化といった点で大きな差ができていることだろう。ただ別の見方をすれば、一見重要そうだけれどもつきつめていけばどうでもいい情報が、本当にこれでもかというほど溢れているとも言える。人には他人より先に何かを所有していたり知っていたりすると嬉しいという本能があるし、基本的に情報はあって困るものではない。しかし時にはあえて入手しない方が、人生をゆったりと過ごせるのかも知れない。

もうひとつあらためて感じたのは、都市部における飲食店の多さである。もちろん人口密度の高さを反映したものなのだろうが、駅前という駅前にはほとんど必ず蕎麦屋、ラーメン屋、定食屋、居酒屋の類が並んでいる。都内だとさらにカレー屋、スパゲティ屋なども多い。日本に住んでいた頃には当たり前のことだったが、久しぶりに東京、神奈川、静岡あたりの町並みを歩いていて、ちょっと驚いてしまった。それに外見的にはどれもみなおいしそうに見えてしまう。日本は日本人が外で食事をするのにはつくづく事欠かない国だなあと思った。

 

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