バーベキューの具

 

 突然ですが、みなさんはBBQをしようという時、具体的には何を焼きますか? 我が家の好みはステーキまたは焼肉風の牛肉やおいしいソーセージ、自分で仕込む焼き鳥、アサリ、とうもろこしや丸のまま焼くナス、ピーマンなど。中国系のスーパーに行くといつでも生きている大型のアサリが手に入るのだが、これが非常に美味。タイやサンマ、釣りに行って釣れた時のニジマスなど、時には魚の塩焼きもする。近頃はマツタケも安いものが出回るが、これを炭火で焼いて醤油をたらすと格別。また最近試してみてなかなかよかったのが、エリンギという巨大なシメジみたいなキノコ。

シリコンバレーの公園でBBQをすると、ちょっと気になるのは他の人たちはいったい何を焼いているのかである。アメリカのBBQと言えば一般的にはホットドッグやハンバーガーのためのソーセージやパテを焼くだけの場合も多い。野菜類としては日本でパプリカと呼ばれる肉厚でカラフルなペッパー(ピーマン)類や名前のわからない大型キノコなどである。公園では炭火が使われるが、自宅の裏庭に設置しているのはプロパンガス式BBQグリルが多いようだ。私の場合BBQは絶対炭火である。決して裏庭がない負け惜しみではない。

ところでアメリカ以外の人たちのグループだと、遠目に見る限り、何か我々の知らないものを焼いているように見えることもある。しかしよそのパーティーに突然乗り込んでいってそれ何ですかと聞く勇気も出ない。

 そこで職場で数名にインタビューしたところ、香港出身の同僚は個人的な好みでチキン、それにエビ、貝類を焼くことが多いと言う。別の中国人は殻についたままの牡蠣やサーモンのホイル焼きなども好きとのこと。またあるインド人はやはりチキンが主体で、合わせて上記の各種野菜類。インドから中東系ではシシカバブと呼ばれる、ひき肉で作るきりたんぽ焼き(?)みたいなものもレギュラーアイテムだ。結局日本も含めてアジア系の国々では、BBQに関してこれという決まったスタイルはなく、それぞれ好きなものを焼くのだが、嗜好はかなり似ているということだ。そしてハンバーガーとホットドッグのいわゆるアメリカスタイルはやはりあまり好まれないようだ。ただしよくわからないのがメキシカン系である。ヒスパニックあるいはラティーノと呼ばれるメキシコ系の人たちはこのあたりにたくさんいるのだが、意外と知り合う機会が少ない。彼らは大勢のグループでBBQをしていることが多くて、何やらおいしそうなものを焼いては食べているのだが・・・。

 

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