公園

 

 子供がいるせいもあるが、時々近所の公園へ行く。住宅地の中には、車で移動すれば5分程度の距離をおいてかなりの数の公園がある。人工的にびしっと美しく整備されているので、中にはあまり好まない人もいるかも知れないが、私はアメリカの公園のファンだ。ちなみにもっと自然に包まれた環境に行きたければ、街から出てちょっと足を伸ばせばいいだけである。ここでは市街地の公園について紹介する。

 

アメリカは建物にしても道路にしても日本と比べるとスケールが大きいが、公園も例外ではない。贅沢にスペースを使うなあという感じだ。まず基本は広々とした芝生エリア。1ヘクタール(100 m x 100 m)くらいはざらだろう。まれに養生中という場合もあるが、芝生に入らないで下さいなどという立て札はまずない。簡易ネットを立ててバレーボールをしたり、フリスビーをしたり、サッカーの練習をしたり、昼寝をしたりと様々な用途に使われる。凧揚げにも最適だ。ウォーキングやジョギングのために、周囲や内部には歩道がめぐらされている。広大な芝生に加えて、野球場やソフトボール場が併設されていることさえある。

 

 次はピクニックエリア。多かれ少なかれ、これも必ずある。8人は座れる木製の椅子付きテーブルと、バーベキューグリルが多数備え付けてある。団体向きに大型のグリルが設置されたサイトは予約可能な場合が多く、小グループ向きの小さなサイトは通常早い者勝ちである。年間を通して気温の変化が小さいので、天気のいい週末はほぼ必ずといっていいほどバーベキューパーティーが行われている。こちらの人々はみんなバーベキューが大好きと見えて、春や秋ののどかな日和だとお昼近くになって行ったのでは場所がないこともある。子供の誕生会などをこういう場所で行うことも多い。一時期を除いて雨が非常に少ないのでイベントが雨天中止になる確率がゼロに近く、どんな企画にせよ予定が立てやすいのだ。バーベキューをしつつ、芝生で遊ぶ。大変安上がりながら満足感の高いレジャーだ。ちょっと驚くのは園内にごみ箱が多数設置されていて、ほとんどのゴミは捨てて帰れることだ。管理もかなり行き届いていて、ゴミが溢れているところはめったに見ない。ちなみにシリコンバレーはゴミの分別があまり進んでいない。

 

 もうひとつのエリアはもちろんプレイグラウンド。ブランコや砂場等から成る、まさに日本の住宅地でイメージする公園である。面積的には概ね公園全体の10%以下、時には1%程度ではないかと思う。遊具は基本的に日本と同じだが、ブランコの形状など細かいところは多少違う。

 

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