フォローアップ検査

 最初の手術から3ヶ月たった2005年2月12日、術後の状況を見るためのフォローアップ検査が始まりました。予定としては、

2月12日(土) MRI/MRA

2月21日(月) Angiogram

2月22(火), 23日(水) SPECT

 最初はMRI/MRA。今回はスタンフォード病院でとりました。MRIは基本的に非浸襲検査なので一番ラク。でも今回は途中で注射を1本打たれました。できるだけ学校を休みたくないと希望したこともありますが、なんと土曜日にアポイントメントを入れていただけました。ちなみに朝8時の予定で、30分前に来て下さいとのことだったので、7時半きっかりに着いたのですが、MRIの受付にはまったく人影なし。通りがかりの掃除のおばちゃんをつかまえて聞くも要領を得ず。10分くらいうろうろしていたら、受付の人がやってきました。測定を開始したのは8時15分でしたが、9時には終了。

 次は最難関のAngiogram。今年の2月21日はPresident Dayで祝日。会社も休み。この週はこたの学校も冬休み。そういうわけで、できるだけ学校を休まないために、この週に検査を入れたいとお願いしていました。結果的にその通りにしてもらえました。以前も書きましたが、子供の場合、angiogramは全身麻酔で行います。少ないとはいえリスクもあります。終了後も痛みが残ります。こういった理由から、こたもできればやりたくないと思っていますし、本当にこの検査が必要なのか、何度も問い合わせました。術後のフォローアップの場合、ドクターによってはMRAの結果次第でこれをスキップするケースもあるらしいとの情報もありました。しかしDr. Steinbergによれば、手術した部分の状態を確認できるのはこの検査だけとのこと。こたにもそのように説明し、納得してもらいました。開始予定は朝7時。実際にはだいぶ待たされて、麻酔を開始したのは8時半頃でした。3時間ほどして、リカバリールームでこたと再会。妻が食べ物などの差し入れを持ってきました。リカバリールームはICUと同様な部屋で、あまり落ち着きません。でも病院でポータブルのDVDプレーヤーを貸してくれて、ポケモンの映画を見ていました。その後しばらくして、1階にある日帰り用の病室に移動。日帰り用といっても以前入院したのと同様な個室で、プライバシーを守りながら静かに過ごせます。そこではナースが「ゲームする?」と聞くのでこたは迷わず「Yes」。なんとプレステと、数10種類のソフトを持ってきてくれました。我が家にはプレステもNintendoも何もないので、こたはあまり詳しくないのですが、とりあえず選んだのは「Harry Potter」。麻酔明けだし大変だったので特別ということで、しばらく遊ばせましたが、慣れないこたには結構難しいようで、そのうち疲れてやめました。そんなこんなで夕方6時前、無事退院し、帰宅。カテーテルを挿入した右足付け根が痛いので、満足に歩けませんが、3日後くらいにはほぼノーマルな状態に。

 翌日から2日間はSPECT検査です。学校は休みですが会社は休みではないので、この付き添いは妻に任せることに。娘は以前同様、お友達のおうちで預かっていただきました。毎度毎度感謝です。1日目はずいぶん待たされて、予定よりも2時間ほども余分にかかってしまい、だいぶいやになったようでしたが、2日目は順調にいって、お昼には終わりました。

 その翌週、ドクターと放射線科医が検査結果をレビュー。3月1日(火)に、ナース・コーディネーターからメールにて結果を知らせていただきました。その一部を紹介します。

Everything looked excellent!  The MRI shows no evidence of injury and looks great.  The SPECT scan shows good blood supply to his right and left brain which is actually improved since his testing before surgery.  The angiogram shows good blood supply through the direct graft on the left and the indirect graft on the right.  Tell him that these results are like getting an A+ at school. 

 要するにとりあえずすべて順調で、学校でいえばA+の成績とのことでした。今後は、こたに特別問題が起きない限り、検査も予定する必要はないとのこと。よかったー。できればドクターと直接会って話を聞きたかったという気持ちもあったのですが、Dr. Steinbergのところには毎週のように新しい患者が手術のために訪れていて、多くの方々はこたよりも大変な状態であることを考えると、現在とりたてて問題のないこたに無理して時間を割いてもらうのは申し訳ないことです。

 ちょうど今週から、春の野球シーズンの練習が始まります。問題なく参加できそうです。

2005年3月1日

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