もやもや病 病院について2

 この病院にはICUのある2階と一般病室がある3階に、Parents Loungeという部屋があります。そこには共同で使う冷蔵庫、電子レンジ、ストーブ(電気式のグリルとオーブンがいっしょになった、アメリカで一般的な調理器具)、洗い物用シンク、加えて2階には仮眠室、3階には洗濯機と乾燥機まであります。

 

 この冷蔵庫、いろいろな人が使うだけにいろいろな使い方(?)があるようで、ある晩ドアを開けると、いきなりフライパンが目に入りました。そこには200 gくらいの立派なステーキ肉(もちろん生)が3枚ほど並べられていて、ラップもかけずにだーんと置かれていました。多分翌日にでも焼いて食べるつもりなのでしょう。持ち込む食べ物には何の制限もないのですが、実際に持ち込まれている食材にも驚くとともに、その保管の仕方にもちょっと驚きました。

 別のある晩には、箱に入ったピザを手にしたピザ宅配のおにーちゃんが廊下をさまよい歩いていて、35XX室はどこだかわかりますかーと聞かれました。うーん、日本の病院だったらあまり目にしない光景かなー。

 またある晩、日系3世というナースが担当になったとき、ちょっとコトバの話になりました。この病院にはスペイン語しか話さないメキシカンの患者が非常に多く、何だかんだいってこちら(ナース)がスペイン語を覚えるはめになるとのこと。日本語も含めてかなりの種類の言語の通訳サービスもあるのですが、現実的にはいちいち呼ぶのは面倒だし、スペイン語に限っては、カリフォルニアの第2公用語といってもいいほど接する機会が多いので、そうなっていくのでしょう。うちは英語で何とかやってはいますが、状況が状況だけにやはりとっさの場面が多く、そうなるとかなりわけのわからないことを口走ってしまいます。それでもたいていの場合、ナースの方で何が必要か理解していますし、こちらの意図は汲んでもらえているようですが、まだまだ問題ありです。

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